音楽の旅 ~ピアノ雑記~

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Yuki NOGUCHI(野口裕紀)

演奏会、日頃の練習、レッスンの様子など不定期で書き記していきます。



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コンサートのお知らせ(5月16日)☆
 

神奈川県の二宮にて、川畠成道さん(Vn)、奥山恵美子さん(ソプラノ)と共演します。

[催し]薫風のささやき「川畠成道ヴァイオリンコンサート」
[日時]5月16日(日)14時30分
[場所]光と風のミュージアム
[チケット]5,000円(ペア8,000円)
[曲目]モーツァルト:ヴァイオリンソナタ ホ短調、K.304
    ブラームス:セレナーデ、五月の夜
    バッハ:無伴奏パルティータ2番よりシャコンヌ
           ~休憩~
    ガーシュイン:サマータイム、女は気まぐれ
    ピアソラ:オブリヴィオン、鮫
    メンデルスゾーン:歌の翼に
    ドヴォルジャーク:わが母の教え給えし歌
    グノー:アヴェ・マリア
    サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
[お問い合わせ]光と風のミュージアム Tel.0463-73-3055

海の見える素敵なロケーションに白いピアノ。
ヴァイオリンと歌による色とりどりの小品の数々をお楽しみください☆
 
コンサートのお知らせ(5月9日)☆


東京にて現代音楽のコンサートに委託初演で出演します。
瀬川由馬氏と2台ピアノで共演します。

[催し]日本音楽舞踊会議 作曲部会公演「ソロと室内楽への誘い ~風薫る5月に~」
[日時]5月9日(日)15時30分
[場所]すみだトリフォニーホール(小)
[チケット]3,000円(自由席)
[演奏曲目]ロクリアン正岡:組曲「鍵盤の上を歩く四足の爬虫類」(ピアノデュオ)
[お問い合わせ]私(=野口)まで直接お問い合わせください。

現代音楽という未知で新鮮な世界をお楽しみください☆
 
コンサートのお知らせ(5月1日)☆
 

音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ新潟」にて奥村愛さん(Vn)と共演します。

[催し]ラ・フォル・ジュルネ新潟
[日時]5月1日(土)14時
[場所]新潟市音楽文化会館
[チケット]1,500円(指定席)
[曲目]ヘンデル:ヴァイオリンソナタ第6番
    バッハ:無伴奏パルティータ2番よりシャコンヌ
    ショパン:ノクターン 嬰ハ短調
    パガニーニ:ラ・カンパネラ
[お問い合わせ]ラ・フォル・ジュルネ新潟のホームページより

毎日色々な演奏家がいくつもの演奏会場で白熱した演奏を繰り広げます。
とても楽しい音楽祭ですので、皆様是非お越し下さい(^_^)/
 
現代音楽に触れる楽しみ☆
作曲という分野はとても面白いです。
現代を知るということは古典を知るということにも繋がりますし、何より現代の作曲家が音楽の未来に向けて、どのように働きかけているかを伺い知ることができるので、非常に刺激的なことでもあります。

私自身は調性音楽の世界が一番居心地が良いので、自分自身で作る曲も概ね機能和声に則っていますが、音感にはもっと幅広さがあってもいいのではないかとの思いから、様々な感覚や手法に則って作曲をする現代作曲家の作品にも興味を持っています。

5月9日にはすみだトリフォニー小ホールにて現代音楽の作曲家の作品ばかりを演奏するコンサートが行われる予定で、そこに出演します。(詳細のご案内は今しばらくお待ちくださいm(_ _)m)

コンサートでは、ロクリアン正岡氏の2台ピアノの作品を瀬川由馬氏と共演します(初演も含みます)。
もしご興味をお持ちいただける方は私の方でもチケットを扱っておりますので、直接お問い合わせください。

***

ロクリアン正岡氏は、現代において元気のある作曲家の一人です。
氏のホームページをご覧いただくと、その脳内の一端を垣間見ることができ、なにやらとても哲学的な人なのかという印象を持ちそうですが、実はとても人間的でユーモアのある人です。

どのような作風かを知るには、ロクリアン正岡氏の作品集のCDを聴いていただくのが良いかと思います。
「作品集4」には、私の演奏(ライブ録音)も収録されています。
(CDの前半は生演奏によるライブ録音、後半はコンピュータ音源による再生となっています。)



[CDの一部を紹介]
・天然脳の喜怒哀楽 ~猫のように~ より抜粋
(チェロ:安田謙一郎 ピアノ:野口裕紀)

***

ロクリアンの名が示す通り、独自に開発した黒ロクリア旋法なる不気味な旋法とそれに基づく和声が特徴的ですが、5月に弾かせていただく作品はロクリア旋法に固執したものではありません。
むしろ多旋法的ともとれる単純な音組織(モティーフ)を素材にしており、それをポリフォニックな手法を中心にして成長させていきます。

現在、譜読み中ですが、複雑な楽譜に心が挫けそうです・・・orz
例えば、右手の調号はシャープが2つ、左手の調号はフラットが2つという部分などは、普通にD-dur(h-moll)&B-dur(g-moll)の複調かと思いきや、あくまで多旋法モティーフの移調版であって、調性感は全くありません。むしろ、無意識で増音程(特に増2度)を感じやすくするのが狙いなのではと思うと、やはりロクリア旋法好きであることとの共通点(ロクリアの場合は三全音=増4度が特徴的です)を見出すようで面白いです(^_^;

コンテンポラリー(現代音楽)というジャンルは、普通の感覚から外れたところで未知なる自然的感覚の探求と発展を求めていることが多いので、パッと聴いても意味不明で当然なのですが、もしかしたら面白い体験ができる瞬間があるかもしれません。その瞬間を探しに現代音楽のコンサートに足を運んでみるのもたまには面白いかもしれません☆
(3割驚き、6割退屈して、1割楽しむ・・・くらいのつもりでお気軽にお越しください♪)