音楽の旅 ~ピアノ雑記~

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Yuki NOGUCHI(野口裕紀)

演奏会、日頃の練習、レッスンの様子など不定期で書き記していきます。



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ローマにてリサイタル☆
  

9月15日にイタリアのローマにてソロリサイタルをさせていただきました。
コンサート会場は古代ローマ時代の美しい建築物「マルチェッロ劇場」です。

入り口付近には連日行われているコンサートの案内も掲示されていました。
自分の名前を見つけると、それだけで気持ちも高揚してきます(*^_^*)

下の写真はコンサート前日の練習風景。
マルチェッロ劇場に併設された教会を使わせていただき、なんとも贅沢なひとときでした。



いざ演奏会の当日を迎えてみると、なんとあいにくの雨天。
野外ステージでの演奏は無理とのことで、練習で使わせていただいていた教会に会場が変更になりました(^_^;

ライトアップされた美しい野外ステージを楽しみにしていたため、変更の知らせを聞いた時には幾分残念でしたが、実際にはラッキーだったかもしれません。
・・・なぜなら、石造りの教会は天井も高くて響きがとても良く、大理石の柱や天井の絵がとても美しく、音の面でも雰囲気としても想像以上に素敵だったからです(*^_^*)

 

開演が近づいてきて緊張も高まります。
雨天な上、急な会場変更になったため最初はお客様の姿がまばらで、果たしてお客様が来てくださるのか心配でした・・・。
開演時間になっても受付にお客様が続いていたので、開演を10分ほど遅らせたところ、最後には有難く満席となりました!

 

大きく暖かい拍手に迎えられながら一曲一曲を楽しく演奏させていただきました。
プログラムの最後に弾かせていただいたリストの「ダンテを読みて」の後には、立って拍手を送ってくださるお客様やブラボーの声を掛けてくださるお客様もいて感激しました!

フォーカル・ジストニアの症状により一度は演奏活動をあきらめかけていただけに、今回のヨーロッパでのコンサートの成功は本当に嬉しく、今後に向けて改めて勇気をもらえるものでした。

アンコールはこれまでの人生の中でも最高に気分よく弾けたような気がします。
嬉しいことに、予定していたアンコール曲の後も拍手が鳴り止まず、予備の曲まで弾かせていただきました。(念のため用意しておいて良かったです^^;)

終演後は何人ものお客様が話しかけてくださり、感激で胸がいっぱいでした!
イタリア語も英語もろくに聴き取れずに「Grazie」「Thank you」ばかり繰り返していた気がします(>_<)

楽しく弾かせていただいただけでも十分に幸せなことですが、主催者のEde Ivan氏(ピアニスト)に、また次の機会のお話しをいただくことができ、感謝と喜びの気持ちでいっぱいです(*^_^*)

***

フォーカル・ジストニアの手でいかに弾けるようにしていくかという点においても、自分なりに手応えや発見が多く得られ、今後の演奏活動に向けても大きなステップとなりました。
今後の希望がいっぱい見えた、イタリアでのコンサートでした。

[おまけ]
曲間の拍手のたびに濃厚にイチャイチャしているアベッグが一組いたのが印象的でした。ロマンティックなレパートリーでプログラムを組んでいたので、そういう気分になってもらえたのなら幸せなことです(笑)